海があれば国は豊かになる

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20年の大河ドラマ『麒麟がくる』で海無し国である美濃国の斎藤道三が、「海があれば国は豊かになる」的なことを言っていたらしい。

わかる、わかるよ、海がないってキツいですよね。

貿易は陸路か河川か、生きていく上で必ず必要な塩も作れない、やはり、海は必要不可欠だ。

だってここは、島国だから。

Made in JAPANな文化文明以外は、大抵始まりは海沿いの港街(長崎とか横浜とか)であることを考えたって、そうなのだ。

新技術は海を超えてやってくる。

陸路を伝ってはやってこないのだ、シルクロードじゃあるまいし。

その点、茨城は海の無駄使いだから、はやく栃木県に沿岸部分の自治権を譲渡するべき。

大洗は我々が占拠した!

結局のところ、塩

人間はどうあがいたって塩は必要不可欠なのだ。

体内の浸透圧のバランスを保つために必要不可欠な要素なのに、日本国内だと海でなければそうそう採ることができない。

山塩とかもあるにはあるが、海からの採取にくらべ効率が悪すぎる。

塩がなければ甲斐の虎も美濃の蝮もタジタジだ。

実際に、武田信玄は甲相駿三国同盟を無視して駿河に攻め込もうとして相模国北条家と駿河国今川家から塩止めを食らい、危機的状況になったりもしている。

海がないと、ホントにツラい!

赤穂事件の発端も塩作りの方法だったり、塩は欠かせないうえに、金になるものなのだ。

そら、国営企業の専売公社が専売するわけですよ。

今は違うけどね。

海水浴場なんていらないから港をくれ

美しい砂浜で優雅に海水浴なんて、そんな金にならん代物は不要なんだ、港をくれ。

海があると国が豊かになる理由その2ですよ。

こればかりは、例え自動車技術が発達してトラック輸送が発達しようとも、鉄道網が発展して鉄道輸送の自由度が増そうとも、航空機が発達して空輸という手段が取れるようになろうとも、変わらないことのひとつだ。

大量に、まとめて、時間をかけて問題ない荷物を送るなら海路に限るのです。

なんてったって、運べるものの量が桁違いなわけだ。

飛行機や鉄道のように早くないし、トラックのように小回りは効かないが、だとしても海上輸送は今も昔も物流の花形なわけだ。

つまり、港があれば荷物が大量に入ってくる、荷物が大量に入ってくれば、大量に関税を取れる、荷物が入ってくれば次の場所に運ぶまでの保管場所が必要になるから倉庫ができる、倉庫ができれば法人税やら固定資産税やら税金が取れる。

風が吹けば桶屋が儲かるくらいにボロ儲けできる。

まぁ、今の日本だとそこまでボロ儲けにはならんだろうがさ。

やはり、海は強い。

内陸県民涙目である。

まとめ

海は広いな大きいな月は登るし日は沈む。

そんな歌詞を書いたのは海無し県の群馬県の作詞がだそうだ。

海無し県民の心に響く名曲である。

やはり海は必要だよなぁ……海、怖いけど……

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