ここ数年で一番「マジか」と思った観光地
そう、それが高知県高知市のはりまや橋。
日本三大がっかり名所のひとつである。
残りのふたつは、北海道札幌市の時計台、長崎県長崎市のオランダ坂(諸説あり)
まだ、オランダ坂には行っていないが、少なくとも札幌時計台よりも、はりまや橋の方ががっかり度は高い。
というか、札幌時計台の何処がガッカリなのか解せない。
そんなはりまや橋のお話。
はりまや橋
そもそも今のはりまや橋、最近作られたモノ。
挙句の果てにははりまや橋がかかっていた堀川も埋め立てられて存在していないという有様。
なぜ、再建したし。
元々のはりまや橋は堀川を隔てて存在していた播磨屋と櫃屋(ひつや)の往来のために播磨屋と櫃屋が私費で作った橋だったそうな。
今のはりまや橋は朱色の太鼓橋だけど、ふつうの木橋だったらしい。
なんで、太鼓橋にしたし。
がっかりというよりも、ツッコミどころ満載名所といったところだろうか?
交通の要所だから、高知市に行ったら高知城とかのついでにがっかり名所だという頭で見ておくくらいの重要度でよいかと思う。
はりまや橋交差点の方が見所
むしろ、はりまや橋を見るよりも、はりまや橋交差点を見るべきです。
日本に数か所しかないダイヤモンドクロッシングを見られる場所です。
直交ダイヤモンドクロッシングなら、名古屋鉄道名電築港駅と伊予鉄道大手町駅、そしてとさでん交通はりまや橋停留所の3つしかありませんよ!
さらに、このはりまや橋停留所、1日1回、8時半頃にトリプルクロスという3台の車両が同時に交差する日本で唯一のレアな運行を見ることができたりもする。
これが現代の名所はりまや橋ですよ!
とさでん交通さんも高知市ももっと、こっちのはりまや橋を宣伝すべきですって。
あと、もう少し高知駅から鏡川橋方面に直通するダイヤを増やしてください。
ひろめ市場も高知城もはりまや橋で乗り換えないとならないのは、少し手間です。
それはそれで楽しいのだけれどさ。
関連写真
まとめ
もう少し、なんとかならんかったんですか?
という気持ちがふつふつと湧いてくる、がっかり名所はりまや橋。
でも、同じ名前の新たな観光資源があるのは、素晴らしいと思う。
鉄道マニアでなくても、ダイヤモンドクロッシングはテンションが上がると思う。
高知観光の際は是非、はりまや橋交差点の喧騒をお楽しみください。
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