四万温泉に行ってきた
四万温泉は群馬県中之条町にある温泉地だ。

温泉街の奥にある積善館は『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになった建物のひとつと言われていたりして、草津や伊香保ほどではないが、群馬県を代表する温泉地のひとつ。
東京方面からだと、伊香保より遠く、草津よりは近いといった立地。
上毛かるた的には「世のちり洗う四万温泉」で、四万川の横にポツポツと温泉宿が列ぶ姿はなかなか秘境感があり、心と体に蓄積した塵芥を流しさってくれるような気がしてくる。
源頼光の頼光四天王がひとり碓氷貞光(群馬の碓氷峠あたり出身という説がある)が四万温泉あたりで野宿して読経していたら「四万の病を癒やす温泉があるから掘ってみ」というお告げを受けて見つけたという伝説があったりとかする温泉地。
そんな四万温泉。
四万清流の湯
今回入ってきたのは、そんな四万温泉の温泉街のほぼほぼ入り口にある四万清流の湯。

中之条町が運営する町営の温泉施設。
2時間500円とお手頃価格で入湯できるし、雰囲気としては小柄なスーパー銭湯みたいなものなので、共同浴場とかみたいに温泉しかなくて流しもシャワーもないという感じではないので、温泉慣れしていない人でも気軽に入れておすすめな施設だ。
内湯と外湯があり、どちらも四万川に面していて、四万の清流を眺めながら入浴することができて、心も身体も癒やしてくれる。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、無色透明無味無臭。これといって記載がないけど、たぶん加水とか加温はしてないっぽい?成分表にも公式ページにも書いてなかったから、なんともだな。
温度的にも入りやすい温度だし、火照ってきたら外湯で涼むのもまたよし。
時間内なら無料で使える休憩室もあるので、湯上がりにのんびりもできるのは嬉しい。
四万川の清流と、温泉を満喫できる四万清流の湯、オススメです。
あとがきのようなもの
温泉に行って、温泉に入って、帰ってくるだけ。
そんな贅沢な時間の使い方をしてももったいないという気にならないくらい、温泉が身近な群馬県。
そこに関しては、ホントに、群馬に住んでいてよかったなって心から思う。
温泉好きが加速しますな。
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