和歌山〜橿原
2日目は和歌山市からスタート。
和歌山県の県庁所在地だ。
おめあては和歌山城。
前々から興味があったが、いかんせん、和歌山は陸の孤島のようなところ、今回のチャンスを逃したらなかなか来れるような場所ではない。
取り敢えず、外観だけでも観たい、縄張を歩きたいという気持ちだけで早朝から入城。
公園になっている城跡を思う存分に散策し、和歌山を離れる。
京奈和自動車道をひた走り伊賀上野城を目指していたのだが……
橿原の文字を目にしてしまい、急遽予定変更!
飛鳥時代に思いを馳せることになりましたとさ。
橿原〜明日香〜桜井〜天理
橿原といえば藤原京。
旧都の跡が残る街。
藤原京跡は菜の花畑が広がるのどかな場所だった。
大和三山のひとつ耳成山が遠くに見える。
藤原京跡を見ていると、橿原市から明日香村にかけて広がる……というではないか!
明日香村はすぐそこということがわかり、飛鳥時代もイイけれど、古墳時代はなおのことに好きな私としては外せない。
というより、石舞台古墳をこの目で見てみたかった。
まさか、ナビに任せて走ってたら近くを通りかかるなんて、運命としか言いようがない!
そんなわけでらキトラ古墳、高松塚古墳、石舞台古墳を見学。
どこもコロナの影響で関連施設が休館だったのはとても残念。
橿原市内に戻り、橿原宮を参拝し、畝傍山を遠目から眺める。
橿原宮参拝の後は日本最古の神社とも名高い三輪山の大神神社へ。
故郷栃木県栃木市にある下野国総社も大神神社だが、格式は段違いらしい。
途中、天香久山の山中を通過しつつ、橿原市のお隣、桜井市へ。
大神神社は三輪山の麓にある。
三輪山といえばそうめんが有名でもある。
小腹がすいていたので、参拝後に三輪そうめんをいただいた。
細いながらも噛むとプツプツと切れる食感がわかる力強い麺で大変美味しかった。
その後、伊賀上野城を目指す為に名阪国道へ乗ろうと天理市に向かう。
天理といえば天理スタミナラーメン。
幸いなことに、本店は名阪国道のインター目の前。
そうめんを食べたばかりな気もしたが、天理スタミナラーメンをいただくことに。
ニンニクのスタミナ感と豆板醤の辛味と酸味が不思議と癖になるラーメンであった。
これはたしかに流行るなと……
天理〜伊賀
ラーメンを食べ終えた時点で、既に16時過ぎくらい。
伊賀上野城も日暮れ前に外観だけでも眺められればイイかなと少し自棄気味に。
本来の目的地に到着した頃には17時半、日も沈み始めていた。
そこまでキツい山道ではなかったので、手早く本丸までたどり着くことができ、天守と日本一の石垣を上から見下ろす。
どちらにせよ、時間どおりについてもコロナの影響で本丸も伊賀忍者博物館も閉館していたみたいなので、よしとしよう。
伊賀〜浜松
楽しい時間はあっという間に流れていくもので、最終日の目的地伊豆半島を目指し、車を走らせる。
浜松を過ぎたあたりで、体力の限界に達し、ひと眠り。
こうして2日目は幕を閉じるのであった。
まとめ
マイカー旅行の典型のような1日だった。
予定地を目指す途中で新しい目的地を見つけてしまい、当初の目的地がおざなりになってしまう。
あるある過ぎて、なんど自分自身に困惑したことか……
コロナが落ち着いたら今度は途中つかしてしまった高野山と九度山へ行きたいな。
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