コロナと中国と陰謀論

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天災の裏には必ず陰謀論

人間という生き物は一定以上大きな社会を形成すると陰謀論を唱えないと生きていけない生物らしい。

東日本大震災や熊本地震の際には高周波活性オーロラ調査プログラム、通称HAARPによる電磁波照射により人口的に引き起こされた地震だと噂されたり。

SARSの時にもアメリカ政府とアメリカの製薬会社が共謀して黄禍論を利用しつつ新型ウイルスをばら撒き、大流行した頃にワクチンを開発したとしてボロ儲けしようとしているなんて陰謀論もあった。

御多分に漏れず、今回の新型コロナウイルスの裏でも中国の陰謀という噂が流れている。

人間ってオモシロっ以外の感想がない。

中国政府によるばら撒き説

今回はSARSで痛い目を見た中国が、それを利用して新型コロナウイルスを作り出し、武漢でばら撒いたという陰謀論がある。

武漢は三国志で赤壁の戦いがあっただけのことはあり、交通の要衝だ。

そんな武漢で春節間近にばら撒けば中国全土に広がるのはあっという間と言われると、なるほどって気分にはなる。

更に中国は今や世界のビジネスの中心でもあるわけだから、中国に来ていたビジネスマンなどが世界各国に更にばら撒いてくれるってのも、うなずける。

確かに、スタート地点とスタート時期が怪しいってのは、わかり味が深い。

こうして、中国の思惑通りに世界的大流行を引き起こし、適当なタイミングで、中国が世界のどこのりも早く、対新型コロナウイルスのワクチンを精製しボロ儲けしようとしている、なんて感じで話は続くわけです。

流石に、自国民を犠牲にしてそんなことするか?って話ですが、相手は中国共産党ですからね。

ないとは言い切れないな、って思わなくもないのが怖い。

取り敢えず、どの国が一番早くワクチンを作るかというのは、注視して行きたいなとは思った。

科学技術の勝利なのか、はたまた陰謀論の勝利なのか、どちらに転がるのだろうか?

陰謀論という人生のスパイス

今、子供が学校もなくむやみな外出も止められ、やることがなくストレスを抱えているとよく耳にする。

それと同じで、大人も同じようにストレスを抱えている。

子供がいるいないに関わらず、コロナの影響は大なり小なりある。

そんな中で、ストレスのはけ口として、陰謀論は生まれてくるのだろう。

誰かや何かを悪に仕立て上げるのは、人類の根源的な現実逃避法だ。

魔女狩りしかり、ホロコーストしかり、黄禍論しかり。

科学技術がいかに進化しようと、人間は根源的には何も進歩していないのだなと、考えさせられる。

間違っているのか間違っていないのか、それは置いておくとして。

まとめ

いくらきれいごとをならべたって、個人がどう考えて動いたって、人は群れを作り生きる動物なのだから、社会全体が変わらなければどうすることもできない。

社会を変える運動がすべて無駄とは思わないが、差別だとか陰謀論だとか、黒い気持ちや黒い考え方も、少しは必要だとは思う。

ガス抜きを禁止して叩かれている香川県とか見てるとなおのこと。

田舎とか噂に尾ひれがついて村八分とかいまだにふつうにあるわけだしね。

そうそう変わらないのだから、それ相応に受け止める必要は誰にでもあると思う。

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