夏も近づく八十八夜

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茶摘みじゃないか

閏年以外の5月2日は八十八夜で緑茶の日となっております。閏年は5月1日が八十八夜になるので緑茶の日もそれに合せて移動します。

移動する記念日も、あるんだな……

八十八夜に摘まれた新茶は飲むと長生きできると言われていて、とても上等なものだそうな。

実際、新茶にはお茶に含まれる旨味成分、テアニンが多く含まれていて、とても美味しい。美味しいってことはきっと身体にもよいのだろう。

日本各地のお茶の産地では、茶摘み体験や手揉み体験などのイベントが行われるそうです。

摘みたてのお茶、是非とも飲んでみたいものだ。

緑茶は無発酵

緑茶は無発酵茶なので、烏龍茶や紅茶と違い、収穫してから飲めるような状態になるまでのスパンが短い。

摘んだ新茶を蒸して、手揉みして針状にして、乾燥させれば緑茶のできあがりだ。

ほうじ茶にしたいのなら、そのあと、焙じてあげればOKだし、玄米茶にしたいなら焙じた玄米を混ぜてあげればイイ。

発酵大好きな日本のお茶がなぜ発酵の工程を飛ばした緑茶になったのかが不思議でならない今日此の頃。

高温多湿の日本において、長期保存を可能にする調理工程として無駄に多用される発酵。ありとあらゆる食品を発酵させ、平安時代にチーズまで作っていた日本なのに、お茶は発酵させなかった。不思議である。

もっと不思議なのが大陸からお茶が伝来した時に何故、発酵していなかったかだ。発酵茶誕生の歴史はよく分かっていないらしいが、ひとつの説として中国からヨーロッパへお茶を輸出していた際に輸送時間でお茶が発酵してしまい偶然紅茶が生まれたなんて話がある。実際、烏龍茶の誕生も積んだ茶葉をかごに詰めて運んでいる際にお茶とお茶が擦れて傷がついて、数日放置している間に傷から酸化(発酵)が進み美味しいお茶ができたなんていう歴史があったりする。ヨーロッパまで行かないにしても日本海は越えるわけだから、だいぶ時間はかかったはずだ。何故、その間に発酵しなかったんだろうか、不思議でならない。

腐らないように気を効かせて、加熱処理してから日本に送ってくれたのだろうか?

緑、青、紅

お茶豆知識をもう一つ。

烏龍茶に代表される半発酵茶を青茶と呼んだりもする。

無発酵は緑茶、半発酵は青、発酵は紅なのです。

緑茶と紅茶は理解できるのだが、烏龍茶は青いか?

そもそも、緑茶も烏龍茶も熱処理して発酵を止めることを殺青と呼ぶ。発酵と青が何か関係があるのだろうか……

ブルーチーズは……関係ないな、あれは青カビだし。

まとめ

そもそも緑茶も烏龍茶も紅茶もすべて同じチャノキから摘んだ茶葉でどう加工するかの違いしかない。っていう基礎はみんな知っているだろうって大前提で記事を書いてしまったんだけど、みんなそこは大丈夫だよね?

1枚の茶葉が世界でいろいろな加工を施されまったく違う味わいになるのは、まったくもって奇妙奇天烈である。

そして緑茶の記事なのに紅茶を飲みながら書いている私であった。