旅行のススメ(南東北太平洋側篇)vol.1

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旅行のすゝめ

5月7日から5月10日までの4日間、ちょっと遅めのゴールデンウィークをいただけたので旅行に行ってまいりました。

その記録を4回に分けてご紹介しようと思います。

今回はその1回目で1日目。太平洋側をひた走る移動日となりました。

では、タイムラインに沿って振り返って行きましょう。

群馬県〜茨城県(国道50号)

朝8時頃、群馬県伊勢崎市を出発。

旅の資金を忘れたりとトラブルもあったが、無事に出発することができた。

国道50号に出て、一路茨城県大洗町を目指す。

本来なら国道122号線を走り、栃木県まで出て、国道4号線に入り北上していくというのが効率的な北上ルートではあるのだが、それだと無難すぎてツマラナイ。

わざわざ一度太平洋側に振って、国道6号で北上するルートを選択しました。

一度、走ってみたかったんですよねぇ、国道6号。内陸育ちは海に憧れるのです。

しかし問題が……ゴールデンウィークも終わり、仕事も始まっている平日昼間の国道50号は想像以上に混雑していた。

この前、大洗観光で国道50号を東進した時は深夜だったからなぁ、計算をだいぶミスしてしまった。

予定よりも1時間くらい遅い12時頃に大洗町に到着することになってしまった。

ホントは、元大洗リゾートアウトレットこと大洗シーサイドステーションあたりでのんびりするつもりだったのだが、それも叶わず……ガルパンミュージアムをちょろっとだけ見てすぐに出発することになってしまった。

ただ、タイミングよく大洗港フェリーターミナルにさんふらわあが停泊していたのは嬉しかった。

茨城県太平洋沿い(国道245号〜国道6号)

大洗以北の茨城県の海沿いを走るというのは初めての経験だった。

大洗以南は前回、鹿島神宮に行った際に走ったので経験があるのだが、北は正直用事があるところがほぼほぼないので、行ったことすらない。

国道6号を北上しようかと思ったが、地図を確認してみたら、国道245号の方が海沿いを走ることが分かったので、国道6号にぶつかるところまでは国道245号を走ることにした。

正直、ほぼほぼ通過しただけって感じなので感想らしい感想があまりない……

ひたちなか市はひたちなか海浜公園があるのは知っていた。行った記憶はない。通過。

東海村はご存知東海村臨界事故でお馴染みの日本原子力機構があるのは知っていた。行くかと行ったら行かない場所である。もちろん通過。

日立市はINSPIRE THE NEXTな日立がある。子供の頃、日立電線の剣道大会があって行ったことがあるような記憶がある。

生魚を食べられないのに、道の駅ひたちおさかなセンターに立ち寄るが、やはり食べられるモノは何もなかった……なんで焼き魚定食みたいなのがないのか……

このあたりから埼玉県のFM放送局NACK5が入りづらくなり始めた。これまでの経験上、NACK5はすぐに電波がキャッチできなくなる。東京FMやJ-WAVEはスカイツリーから電波を飛ばしているだけのことはあり、東北直前くらいでも結構受信できたりするのにな。

日立市内で国道6号に合流、国道245号を外れた。

国道6号に合流してすぐ、JR日立駅近くを走行する区間は海の上を走る区間で結構テンションが上がった。やはり私は内陸県民なのだなと納得した。

高萩市は存在を初めて知った。知ったがこれと言って何があるというわけでもなかった。華麗に通過。

北茨城市は岡倉天心が日本芸術院を持ってきて六角堂を建てたのは知っていた。

六角堂は一度見てみたいと思ったので立ち寄ろうと思ったが……休館日で見ることが叶わなかった。ですよねぇ。

いつか晴れた日にまた来たいと思ったが、そのためだけに北茨城市に来るかと言ったら来ない気もする。

全体的に茨城県の扱いが酷いのは、きっと私が群馬在住の栃木県民だからだと思う。

福島県内(国道6号)

移動日初日のハイライトはおそらくこの福島県を走っている時だったと思う。

まったく意識をしていかった……というか、知らなかったのだが、東日本大震災と福島原発の影響で帰還困難区域になっている大熊町、双葉町、浪江町を通過することになった。

無知は怖いなって心から思った。そして、想像以上に震災の爪痕っていうのが生々しく残っていて息が詰まった。

そんな福島県内の模様をどうぞ。

福島県最初の街はいわき市。茨城県と福島県の県境に勿来関がある。ここを超えたら平安の頃だったら倭国ではなかったわけだ。ちょっと立ち寄ってみたかったが、時間の関係で今回はパスすることにした。雨も降っていたし。

いわき市内の国道6号は震災後に作られたバイパスなのか、信号がまったくなく、トラックも乗用車も飛ばしまくりだった。ここは高速道路ですか?ってくらい飛ばしまくってて、結構な雨量だったのでハイドロプレーニングが怖くて仕方なかった。何度か国道50号を走行中にハイドロプレーニングでスリップして死にかけたことがある。法定速度より周りの走行速度に合わせなきゃいけない時はふつうにあるのです、田舎では。

どうやら小名浜はいわき市内だったようなのですが、知らぬ間に通り過ぎてしまっていたようだった。少し立ち寄ってみたかった……

いわき市内は四倉港近くにある、道の駅よつくら港に立ち寄った。どうやら閉店時間に近かったらしく、サンドイッチを半額にしてもらえた。たまごサンド、美味しかったです。というか、朝に家を出る前にくぢら餅を食べて以来8時間ぶりの食事だった。

広野町は震災当時よくニュースで耳にしたJヴィレッジがあった。結構山深い雰囲気のところにあってビックリした。原発の関連施設なのだから、もっと海を感じるような場所にあるのだと思っていたのだが。

楢葉町に入るとかなり空気感が変わってきた。広野町と楢葉町の境目くらいにあった道の駅ならはは双葉警察署の臨時庁舎として使われていて入ることができなくなっていた。

富岡町に入ると福島第二原子力発電所の看板が出てきたりした。そのあたりから帰還困難区域に入った。

そこから先、大熊町、双葉町、浪江町は完全にゴーストタウンとなっていた。

道沿いの建物はすべてガードレールやゲートで覆われ入れない状態になっていて、一部接続道路以外は検問のようなゲートが設けられていて監視員が着いている状態だった。

コンビニやすき家がそのままの状態で残されていて、なんだか悲しい気持ちになった。

日暮れ前の時間、あの風景は少し……いや、かなりホラーだった。内陸に生まれ育ったことを感謝した。

南相馬市に入るとやっと生活の気配が感じられるようになった。スーパーが建設会社の社屋として利用されていたりして、やはりふつうの生活って感じではないなと思うところもあったが、人が居て買い物ができるコンビニに癒やされたのは初めてかも知れない。

南相馬市では道の駅南相馬に立ち寄った。目的の道の駅きっぷは、ゴールデンウィークに売り切れて入荷が間に合っていないので品切れとのこと……まさか、こんなところで休みの時に休めないツラさを味わうことになろうとは思わなかった。

相馬市まで来ると、基本的にはふつうの風景になっていた。スーパーも家電量販店もふつうに営業してる、よく見る地方都市の風景だった。

さっきまで走っていた区間が、どれだけ特殊な風景だったのか、思い知らされた。

相馬市にも道の駅がある。こんなに近い距離で同じ国道沿いに道の駅があるのは、かなり特殊だと思う。道が違えばないわけではないが(栃木県の佐野市にある道の駅どまんなかたぬまと栃木市の道の駅みかもは距離的にはかなり近いが佐野市広域農道と国道50号で道が違う)

オモシロいなぁと思いながらも、道の駅があるとついつい立ち寄ってしまう。初日最後の道の駅が道の駅相馬になった。

ずっと相馬市が太平洋沿いの福島県最北端だと思っていたのだが、新地町という町がホントは最北端だったようだ。来てみないと分からないことってかなりあるなって思った。

いろいろと、自分が無知であることを突きつけられた区間だった。

宮城県内(国道6号〜国道4号〜国道45号〜三陸自動車道無料区間〜国道45号)

初日最後の区間は宮城県内です。宮城県は縦に長いイメージがあったが、太平洋沿いは湾曲しているだけで、そこまで長さはないんだなと思った。福島県が広すぎるってだけの話かも知れないが。

宮城県最初の街は山元町。競走馬の生産で有名な社台ファームのトレセンがあるらしい。社台ファーム産駒がここでトレーニングしたりリハビリしたりするのだろう。それだけで、だいぶスゴいな、山元町。

亘理町は読み方がよく分からなかったが“わたりちょう”と読むらしい。気づいたら通過していた。

岩沼市は国道4号と国道6号がぶつかる街。ただ国道6号から進んでくると、あっと言う間に名取市に入ってしまうので何の印象も残らなかった。ただ、仙台空港は近いらしい。

名取市は仙台市のお隣で、仙台空港がある。仙台市に近づけば近づくほど、南仙台って言葉を多用するようになり、もう仙台に入ったのか?って錯覚に陥りながら、気づくと仙台市内である。リトル仙台だと思えばイイのだろうか??

名取市もそうだが、仙台市も国道4号沿いがやたらと都会っぽい雰囲気を感じる。国道6号がいかにも田舎の国道って雰囲気だったからだろうか?

そんな都会な仙台市は2日目8日に立ち寄るので、一旦スルーです。

国道4号を途中で国道45号線に外れ、塩釜港方面に。

多賀城市を通り塩釜市に入り、夜の海沿いを走る。ここらへんも件の震災の際には津波が押し寄せてきた地域で、震災後初めて仙台付近に旅行に来た時、津波被害を受けた区間に看板が立っているのにとても驚いたのを記憶していた。

リアス式海岸を北上し、利府町に入ったあたりで、ナビが国道45号を外れ山に入るよう指示してきた。海岸沿いを走ればイイのに、まさかの山。

疲労困憊な身体にムチを打つ鬼畜の所業。googleマップさんはサディストです。

イマイチどこにいるのか理解仕切れないまま、日本三景の松島がある松島町の山の中を通り抜け、東松島市に。

三陸自動車道は東松島市の鳴瀬奥松島ICから南三陸町の歌津ICまでは現在無料区間になっている。高速道路風だけど、国道45号バイパスって感じの扱いなのか、国道標識があったりするし、無料区間の入り口には料金所もないし、高速道路って雰囲気がまったくしない高速道路である。

旅のルールとしては、高速道路と有料道路の利用は禁止なのだが、無料だし国道のバイパスって扱いっぽいし、三陸自動車道の無料区間は利用させていただきました。

石巻市内で一度三陸道を降り、遅めの夕食を食べたりしながら、三陸道をひた走り、登米市を通り過ぎ、南三陸町は歌津ICまで。

国道45号に戻り、少し走ったあたりで気仙沼市に入ったので、初日はここまでにして、安全な場所に車を停め、そこでひとまず仮眠をとることにした。

まとめ

走行距離541km

走行時間12時間51分

5県43市町村通過

長距離ドライバーなみの走行になってしまい、まったく観光らしい観光をしなかった初日。おかげで写真もほとんどない。かなり無茶をしたなぁって感想と津波怖いなぁって感想が8割を占める1日となりました。